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心理臨床オフィスまつだ

カウンセリングは近場で選ぶこともあれば敢えて遠くにすることもある

移動する カウンセリングに関して

最終更新日 2024年4月8日

カウンセリングの利用を検討する場合、どの場所でカウンセリングの機関を探したらよいだろうかということをお考えになる人も少なくはないと思います。

最寄りのカウンセリング機関を希望する人もいれば、職場の近くを希望する人もいることでしょう。また、近場の大きな街に出かけたついでにという選び方をする人もあるでしょうか。

当オフィスは、柏ですが、流山や野田市、我孫子、茨城県などからもお越しになられる方が増えても不思議ではないと思っています。

遠くまで出かけるか、最寄りのカウンセリングルームか

病院や塾、習い事などを例に考えると、最寄りであることは非常に利便性が高いことと思います。

風邪をひいて体調が悪いならば、なるべく近い場所の方が負担を少なくできるわけですから、最寄りに病院があれば近場に受診する人が大多数であると思います。

カウンセリングの場合はどうでしょうか。

ある種の意見を聞くと、なかなか最寄りのカウンセリングルームに通う人は少ないのではないか?という人も多いものです。

しかし、一昔前と比較して、カウンセリングルームの数は圧倒的に増えています。臨床心理士の養成を行っている大学院には相談機関がありますので、大学だけでも多くのカウンセリング機関が日本には存在することになります。

県外に出掛けずとも、自転車や徒歩で通うことのカウンセリングルームが存在しているわけですから、近場でカウンセリングに行ってみようと考える人が増えてもそれほど不思議な事ではないと思っています。

隣町位がいいと考える場合

近いから通いやすいというメリットもありますが、近すぎると、知人とうっかり出会ってしまうのではないか?と考えることもあるかと思います。

なるべく知人に会わない場所を選びたいという場合には、自宅から少し離れた場所を選択する人がいても不思議ではありません。例えば、当オフィスは柏ですが、我孫子からお越しになるような場合です。

遠い場所

カウンセリングルームの数が増えた場合でも、遠方まで出かけたいと思う人もいると思います。

例えば、かなり特徴的な専門性を強調しているカウンセリングルームであれば、全国的にその分野の事に関心を抱いている人は、行ってみようとお考えになる可能性はあるのではないでしょうか。

また、一切の日常生活から離れた場所でのカウンセリングを希望したいという方もいらっしゃると思います。

場合によっては新幹線や飛行機を用いて移動する方もあるでしょう。

いつもとは違う

どこの場所であっても、カウンセリング自体には、非日常性という特徴があることをカウンセラーは忘れてはいません。

最寄りという理由で選んでくださった場合でも、カウンセリングの時間は、普段とは別な感じの体験をしていただくという態度を持っていることが前提になるわけです。

カウンセリングを行う場合に、自宅からの距離はそれほど大きな影響はないかとも考えています。

ですが、あまりに近すぎると心配であるとお考えの方は、なるべく納得のいく位置まで移動しても、それは意味のあることだと思います。

しかし、決して無理はお勧めしない

生活圏から離れたカウンセリングルームであるということで、一種の安心感を得られるのであればそれは検討のし甲斐がある事ではあります。

しかしながら、同時に遠方であればかかる負担の存在も無視・軽視できません。

移動費用から、心身への負担がないとは言えないのです。

この点も同時によくご検討になられることが肝要だと思います。

まとめ

理想的には、どこかの森の中や湖畔にでもカウンセリングルームを構えたいという願望を持つカウンセラーは人知れず存在している事と思います。

しかしながら、人間である以上、やはり利便性も無視できない歯がゆさがあります。

毎回薪でもくべながら、お茶でも飲みながら・・・と言う具合にはなかなかいかないものです。